| 8期ハノイの部屋 |
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●8期ハノイ 講師陣
日本語: 野村
英語: 加藤
数学・化学: 相馬
国語: 陣内
目次
ある日の教室から ハノイの教室訪問記 ハノイの教室日記![]()
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| ■2003/11/16 (日) 「日本留学試験」 |
例年、学生の来日の日からスタートするこの日記ですが、今年は、少し早めにスタートしたいと思います。
ハノイの、追い込み受験勉強の様子も、適宜UPしていきます!
本日16日は「日本留学試験」の日。ハノイ貿易大学で行われた「日本留学試験」を、8期の留学候補生10名が受験しました。
この日本留学試験は、日本の大学に留学を希望する学生が世界各地で受験するもので、日本の看護学校を受験する8期の学生にとっては、日本留学には直接には結びつかないのですが、実力判定の意味も含めて受験してきました。
学生たちは、「全然駄目でした」「難しかったです」などなど、感想を漏らしていたそうです。中には理数の相馬先生に「先生の教えてくれた科目は選択しませんでした」などと冗談を飛ばす子もいたとか。度胸の面では心配ないなこいつは。などなど学生の反応もさまざまです。
これからちょうど2ヶ月後に、都立の看護学校の入試。今年も始まります。よろしくお付き合いください!応援、よろしくお願い致します。
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| ■2003/11/19 (水) 明日は… |
明日20日は、ベトナムでは「先生の日」
ベトナム教育法で制定されている正式な日です。
我々講師陣が、和むことが出来る数少ない日(笑)
日本にいる学生からは、ちらほらメールやカードが届きだしました。
ハノイの学生たちの様子はいかがでしょうか?
相馬先生、明日は報告をお願いしますね(^^)/
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| ■2003/11/20 (木) 「教師の日」@ハノイ |
はじめまして。
8期生理数担当をしております相馬です。
今日はベトナムでは「教師の日」ということで、学校が休みになったりとベトナム的にはビックイベントの一つとのことです。(ただし看護コースは休みになどなりませんが)
去年の話では「歌を歌ったり、芸をするから用意しといてね!!」と同僚の先生から言われ、自分のレパートリーを思い出しながら普段通りの業務をこなしておりました。
普段はのんびりしている事務のイエンさんがテキパキと生徒たちに指示を出し(普段もこうあって欲しい)、開始時間は2転3転しながらも11時から開始となりました。
夜間の先生も集まり、教師は総動員。わくわくしながら教室へ入ってみると、生徒たちから「せんせい、ありがとうございます!!」の声ともに花束とメッセージカード、贈り物の贈呈。中身はスカーフ(少数民族のかな?)と刺繍が入っていました。
それから歌へと行くのかなぁ〜と思っていたら英語の先生が照れてしまって、結局歌はなしに。(せっかく用意してたのになぁ…)あとは先生達が用意したカメラで写真撮影。僕も真ん中に座らせてもらい、生徒たちの気持ちが伝わるひとときでした。
時間としては短いものの、素直な生徒たちの一面がみれる貴重な時間でした。
さてさて、メッセージカードには何が…「先生。早く結婚してくださいね!!」
でっかいお世話だっちゅうの!!(出来ればしてるYO)
そんなこんなで「教師の日」は終わりそうです。
夜間の先生は持ちきれないくらい花束をもらっているけど、どうするんだろう?などと純粋に思いながらハノイの夜は更けてゆきます。
相馬
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| ■2003/11/24 (月) 先輩の勇姿、近日公開! |
陣内@東京(管理人)です。今日は、東京から情報を。
日本にいる学生たち、就労生も50名を超え、メディアで紹介されることもあるわけですが、本日、偶然ある支援病院のサイトで紹介されているのを発見しました。
早速、リンクと転載をお願いしてありますが、許可を頂き次第HPで紹介したいと考えています。
ちなみに、今春来日した7期生の1学年先輩の○エンさん。
夏の病院研修での様子です。
ハノイの学生たち(8期生)にとっては、3ヶ月ちょっと同じ寮に住み、学んだ先輩ですから、その勇姿は励みになることでしょう。
近日中に、公開できると思います。
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| ■2003/11/27 (木) 冬のあしおと |
ハノイの相馬です。
日本能力試験まで2週間を切り、学生達も言葉少なくなってきました。
この試験と各教科の出来によっては荷物をまとめなければならない生徒が出るかもしれない。そう思うと胸の締め付けられるような気持ちになります。
特にボーダーラインにいる子達を考えると。
今日はそんな子達とたまたま学校前のチャオ・ガー(おかゆ屋)で一緒になりました。
チャオ・ガー屋のおばちゃんからは「ベトナム人の女性はどうだ?」とか「こっちで結婚する気はないのか?」などお決まりの質問を受け、僕も「髪がきれいですね」などと無難に応えると、生徒たちから「髪だけですかぁ?」と不満そうなつっこみを受ける。こういう点ではベトナム人の自尊心は高いなぁと思いつつも「いや、顔は人それぞれだよね」などとお茶を濁してしまうのが、こちらに来てからの癖になっていた。(というのも褒めたら褒めたで「ウソ!!」とか「先生は口が上手ですねぇ」などと皮肉たっぷりに言われてしまうので)
そのくせ、逆に同席したラオス人の青年はどう?などと質問すると「愛があれば国は関係ありませ〜ん」などと青くさい事を平気で答える。そんなたあいもない恋愛話が尽きるころには、チャオ・ガーもなくなり、彼女達は自習室へと戻っていった。
結局、その場で勉強の話なんてできるほど僕は強くはなかった。彼女たちは、今自分の持てる力を尽くして頑張っている。そこにはどんな励ましの言葉も空虚に感じられた。あるいは、彼女たちに悲壮感がなかったのも原因だったかもしれない。
とどのつまり、僕も同程度に青かったのだろう。
一教師にできる事など限られている。そう思いながらも、今後彼女達が悔いのないよう生きていけるよう、祈らずにはいられない日でした。
相馬
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| ■2003/12/05 (金) いよいよ本番! |
明後日7日は、いよいよ「日本語能力検定試験」本番の日です。
ハノイの教室では、毎晩遅くまで追い込みの勉強(自習)が続いているようです。
昨日、電車の中で一生懸命日本語の質問を出し合っている中国人留学生グループと出会いました。
そう言えば、受験の時のうちの子たちも、電車の中でノートやテキストを開いて最後の確認………そして、酔う(笑)
受験生の様子は同じだなあと、ちょっと微笑ましく眺めました。
さあ、みんな自分の力を信じて、青春の一時を掛けた「努力」の集大成として、頑張って来てください!
ハノイの先生方も、ハノイ国家大学で行われる試験の監督して参加するはずです。
お疲れさまです!
【陣内@東京】
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| ■2003/12/13 (土) 祝!準優勝! |
今週は、ハノイの教室は激動の日々だったと思います。
日本語能力検定の自己採点で一喜一憂…
日本への留学候補者の決定…
週明けには、1月の来日に向けての方向が決定します。
そんな中、ベトナムではシーゲームと呼ばれる東南アジアのオリンピックが開かれています。一番人気は男子サッカー!
昨夜、決勝戦が行われましたが、ベトナムは終了寸前に追いついたものの、延長戦でタイに惜敗!
学生たちも、熱狂的な応援を繰り広げたことでしょう。
ハノイの皆様、時間があるときに様子をお知らせください!
【陣内@東京】
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| ■2003/12/14 (日) 選抜決定 |
相馬です。
管理人さん。ご苦労様です。
すっかり報告が遅くなってしまいましたが、日本へ行ける学生が決まりました。
残念ながら選抜からもれてしまった学生とも一緒にシーゲームのサッカー決勝戦を見ました。告知のときはお互い言葉に詰まった学生たちともそのときは笑顔で。
日本へ行けることになった学生達は彼女達の分も頑張って欲しいと願いつつ。
サッカーの方は、本当に熱狂的で。それというのもベトナムでは週末になるとプレミアリーグ(英国)やセリエAなどが毎週放送されていて、目が肥えてるんですねぇ。
そんな訳で勝ったときは、三車線の道路が歩道までバイクで埋まります。(笑)
一緒に観戦した生徒たちもこちらの耳が痛くなるような声援をTVに送ってました。(勉強もこの調子でね!!)でも、選手を顔で応援していたような...「先生、この人かっこいいです」とかで口論になったりもしてた
ので。
残念ながら試合は延長戦の末敗れてしまいましたが、こちらの代表はそうならないようにこれからも頑張ります。
皆さんもぜひ応援してくださいね。
ヴィエット・ナム・コーレ!!(ベトナム頑張れ!!)
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| ■2003/12/19 (金) 誕生日 |
ハノイの教室では、今日までは英語・理数強化週間でした。昨日、国語担当の陣内(管理人)が赴任しましたので、来週からは国語も加えた受験指導体制になります。
さてさて、本日はその理数担当の相馬先生の2*歳の誕生日。8期生の学生からはネクタイのプレゼントがあったそうです。ウラヤマシイ。
で、夕方、5期生だった学生たち(つまり、日本に留学することができなかった学生たち)4名がやってきました。
彼女たちは、みんなハノイ医科大学の看護学科で学んでいます。
そんなわけで、4名の学生と相馬先生と、6人で一緒に山羊の焼肉&鍋の店に行きました。
帰り道、今日が誕生日と知った学生たちから、相馬先生に花束のプレゼントがありました。
それでは、相馬先生、感激の一言をどうぞ!!
「今日は本当に幸せでした。以上です(涙)」
と言うわけで、感動のハノイより、実況中継でした。
【陣内@ハノイ】
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| ■2003/12/21 (日) 5期生の同窓会 |
今日は日曜日。
3年前、5期生として日本留学を目指して日本語や受験教科の勉強に励んでいたものの、残念ながら日本に行くことが出来なかったメンバーが7人も集まって、同窓会を開きました。
このプロジェクトの学生は、日本に留学できなかった場合、日本語を生かして就職するか、看護とは関係のない大学に進学するケースが多いのですが、5期生はその半数が看護を学んでいます。
朝、ダオさんと言う学生が迎えに来てくれて、路線バスを使ってハノイ医科大学へ。この大学の看護学科で学んでいる6名と、南アフリカの大学に留学している学生1名が待っていてくれました。
← ハノイ医科大学
3年ぶりの再会の子も数人います。
そのまま一人の学生の自宅に移動して、彼女たちの手料理に舌鼓を打ちながら、近況を聴きました。
みんな、「もう忘れました」と言いながらも、時が経つにつれて日本語がスムーズに出てくるようになります。そして、「明るく、元気で、やる時はやる!」5期らしい、あの頃の教室と同じ雰囲気になっていきました。
「日本に行っているみんなが帰ってきたときに困らないように」と言う理由でリクエストがあった「日英医療表現ハンドブック」をおみやげに渡すと、喜んでくれました。
今日は集まることが出来なかった学生たちの近況もわかりました。みんなそれぞれの人生ですが、でも、あのハノイでの経験を大切に持って日々を生きている様子が伝わってきて、うれしい、教師冥利に尽きるひとときでした。
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| ■2003/12/22 (月) なんか元気ないぞ〜 |
今日から国語の授業が本格的に始まりました。
が、日本の看護学校入試の願書記入もあるし、そろそろ気分は海外渡航準備ということで、学生は元気ない。と言うよりも、集中力低下。
今朝までに提出するはずだった願書の下書きが出てこない。さっそく、週明け早々に、先生方の雷が飛んでいました。
今の時期だからこそ、落ち着いて勉強しないと、知らんぞ!
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| ■2003/12/24 (水) クリスマス〜でも授業 |
今日はクリスマスですね。
昨夜、旧市街でハノイ名物チャーカーを食べた後、ホアンキエム湖畔を歩いていたら、楽しそうなカップルがあっちに一組、こっちに一組…。
今夜はもっとすごいのでしょうね(笑)
と言いつつ、授業は平常通り夕方まで進行中。
学生たちも内心は寂しいのでしょうが、おとなしくしています。
相馬先生、何か美味しいものでも食べに行きましょうか(笑)
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| ■2003/12/27 (土) 講師陣は忘年会? |
今日は土曜日ですが、受験生に休みなんてありません。夕方5時まで通常通り授業がありました。
そろそろ、「自分が受験する」雰囲気にしていかなければなりません。
国語は今日で開始1週間、、、ペース上げるぞ〜(笑)
夜は、事務を手伝ってくれているイエンさんのご自宅に講師陣全員で招かれて、忘年会を開きました。
美味しい手料理に、ビアホイ、ジオ(濁酒)…夜がふけるまで宴は続きました。

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| ■2003/12/28 (日) 学生たちと交流会 |
さすがに日曜日は休み…
昨夜の宴の余韻が身体を襲いますが…
今日は理数の相馬先生、国語の陣内と二人で、ハノイ外国語大学、民立フォンドン大学で日本語を学ぶ学生さんとの交流に招かれてます。
普段、日本への看護留学候補生とは接していますが、日本語や日本文化を専門に学ぼうとするベトナム人学生に会う経験は少ないので、楽しみに出かけました。
日本の男女の社会平等参画など、普段日本語のテキストには出てきても理解しがたい言葉をテーマに、約2時間楽しく、充実した話をすることができました。その後、彼女たちが運転するバイクに乗せてもらって移動、ベトナム料理をいただきながら、楽しく過ごしました。
午後からは、相馬先生とホアロー収容所などハノイ見学。充実した一日でした。
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| ■2003/12/29 (月) 論理的読解 |
「国語が不安です〜」と言っていた学生たち。
今日は語彙力強化日ということで、漢熟語を中心にグイグイ入れて行きながら、息抜きには先輩の話題など少々。
大学と専門学校の違いなどを具体的に説明しながら、何を学びに行くのかはっきりさせておこうという意図だったのですが…
「先生、論理的に説明してもらったので、よくわかりました。」
ふ〜ん、今日は具体的に説明したつもりだったんだけど(笑)
明日で本年の授業は終了。放課後に日本へ行くオリエンテーションを実施して、短い正月休みに入ります。
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| ■2003/12/31 (水) 帰郷 |
相馬です。
久しぶりの更新になってしまい申し訳ありません。
授業も昨日で終わり、生徒たちは短い冬休みとなりました。
日本へ行くオリエンテーションを聞き学生達も心を引き締めて渡日の準備に当たっていると思います。
7年間を日本で過ごす。
長い間会えなくなる。
ある学生はずっと寮で過ごしているから平気ですと強がっていましたが、きっとこの時間は掛け替えのないものとなっているでしょう。
こちらも残り少ないハノイの生活を楽しみながら東京での準備に入ります。
ついこの間来たばかりなのに、とても名残惜しく感じられるのはここで過ごした時間と出合った人たちのおかげで充実した日々を送れたおかげだと思います。
別れは辛いですが、そういう人間として自然な感情を思い出させてくれたこの国と人、そしてそれを支えてくれたスタッフにあらためて感謝します。
などと言いながら、大晦日の今日は日本料理店で年越しそばです(笑)
なぜなら他のお店は閉まっちゃうんです。
そんなハノイからでした。
それでは皆さんよいお年を。
相馬
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| ■2004/01/01 (木) 新年を迎えました |
ハノイで新年を迎えました。
私にとっては3年ぶり2度目のハノイの正月です。
まあ、年が変わったとは言っても、こちらは旧正月が本番ですから、街の様子はいつもと変わらず。子供連れの買い物客が多いなと思うぐらいです。
学生たちは、自宅でのんびり過ごしていることでしょうが、
日本行きの準備もちゃんとして来いよ!
と言うわけで、皆様本年もよろしくお願い申し上げます。
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| ■2004/01/05 (月) 医療省で渡日のガイダンス |
週が明けて、すっかり正月気分が抜けたハノイ日本語センターでは、大掃除が行われています。
学生たちは、医療省にガイダンスに出かけています。
みんな、正月休みから戻ってちゃんと集合したようです。
明日から授業再開。
講師陣は、最後のハノイ生活を楽しみつつ、ラストスパートです。
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| ■2004/01/08 (木) 授業最終日 |
おはようございます。
相馬です。
ハノイでの授業も今日で最終日。明日、準備を整えて日本へと発ちます。
ハノイではすぐに家に帰ったり、授業後に屋台に行っていた生徒たちも日本ではできません。
これからが真の追い込み。僕も生徒に負けないように頑張らねば!!
今日のところは国語の陣内先生が最後の授業を締めてくれるでしょうから、そのうちに荷造りしないと。(まだ終わってないんです(涙))
それではまた。
次は日本からになりますが。(でも、オリセンでインターネット使えるのかな?)
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以下、この日記は「受験日記2004」へ続きます。
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2003.11.16 「日本留学試験」受験の日
今日は、生徒たちは予てから準備していた(であろう)日本留学試験の日だ。
と言うのも、普段はつっけんどんな彼女達も前日には「せんせぇ〜あしたは試験だから追試は勘弁して下さい」などと甘い声を出す。普段はそんな交渉には一切応じないのだが、今回は試験の準備という事もあり、きちんと宿題を出す事を条件に追試は無しに。
さて、この日本留学試験というものは好成績を収めれば日本に留学できるというもので、日本語・数学・理科からなる。本来なら成績優秀者にはぜひとも頑張って欲しいが、理科が二教科あること(授業では一教科)と、日越の看護資格の問題等が残っているのでこのプログラム上はあまり重視されていない。(と思われる)少なくとも現段階では。そんな中で例年と比べてどんな位置にいるのかが今回の目的だ。
普段は生意気な生徒や授業後人なつっこく質問してくる生徒が真剣勝負の世界でどれだけ力が発揮できるかが興味深い。
「8期生は去年に比べると、とても元気がいい」というのは日本語担当の先生からの言葉だ。それだけプレッシャーに強いのか、遊びつつ勉強しているからなのかは普段のテストの点数だけでは判断できない。が、今回ので前者に関しては目処が立つだろう(フッフッフ)
まぁ、彼女達が帰ってきたら感想を聞くとして、理数担当として教えてきた半年を振り返ってみたいと思います。
ベトナム人の学生を教えて半年間。初めてのベトナム。初めての海外生活。初めての二教科担当など初めてづくしの半年でした。当初は本で得たわずかな知識しかなく、ハノイ駅がどっちにあるかもわからないほどでした。
そんな中、同僚の先生から「今度、若い男の先生が来るって生徒たち楽しみにしてますよ〜」などと冷かされながら授業に入りました。
授業初日。偶然にも誕生日の子がおり、パーティーになりました。僕も下手なギターを弾きながら1〜2曲歌い、8期の生徒たちも日本の歌(Kiroro)を歌いました。日本ならばカラオケなどに行く代わり、こちらの子達は生で歌うんだなぁなどと妙に感心した一面でした。
それからの半年はあっという間でした。色々と事件もありましたが、先生に対して表立って反発できないことが形として出てきたものだと今は思います。違う社会、違う価値観の中で生活していくということにお互い戸惑いを感じながらも、彼女たちは彼女たちなりに日本へ溶け込もうと努力し、僕は僕でベトナムの価値観を理解しながら日本の常識を伝えていく。そして、そんな作業の繰り返しが、少しずつ日本への扉を開いていってくれる。そのような充実感が得られたことに感謝している毎日です。
おっと生徒が帰ってきましたね。試験はどうだったろう。
「全然駄目でした」「難しかったです」そうだろう。そうだっただろう。だいたい予測はできた答えでしたが、中には「先生の教えてくれた科目は選択しませんでした」などと冗談を飛ばすのもいて(もちろん注意しましたが)度胸の面では心配ないなこいつは。などなど生徒もさまざまです。
日本へも「日本の知識・技術・心を持ち帰りたい」や「私がいるだけで患者さんが安心できる。そんな看護師になりたいです!!」と、また「私たちを支援してくれている人達のためにも今一生懸命勉強する事が一番の恩返しになると思います。だから今は勉強する事しか頭にありません」など前向きなものが多く、そんな心意気に応えるためにも、こちらもいっそうの努力が必要と感じさせられる日々です。
受験も追い込みとなり、彼女たちもいっそう大変な時期でしょうが「頑張れ!!ベトナム留学生」。
講師陣も全員を日本へと切に願う、そんなハノイの夜でした。
【8期生理数担当講師 相馬】
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「努くんの部屋」より
私、管理人の陣内は2003年8月20日から10日間、ベトナムに行ってきました。
その間、3日間にわたり、8期生10名が学ぶハノイの教室を訪問してきました。
私の個人的なホームページである努くんの部屋の中に、
旅行記である「ハノイ紀行2003夏」をUPしましたが、その中から3日間の「ハノイの教室訪問記」を転載します。
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「ハノイ紀行2003夏」 2003.8.21(木)2日目 より
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休憩の後は、日本語センターへ向かいました。学校の近くのザイフォン通りでは、前回来たときに大きな工事が始まっていましたが、いつも渋滞する交差点が立体交差になっていました。3年ぶりに来たフーン(名古屋大学に留学している5期生)もびっくりしています。私も、あの工事は高架鉄道を造るのだと聞いていたのですが…。校門に着くと、顔見知りの守衛さんが笑顔で出迎えてくれました。 講師室では、日本語担当で以前からいらっしゃる先生、事務のイエンさんとも久しぶりの再会です。ここに来るといつも「ただいま」と言う気分になります。今回初めてお会いする8期生の英語担当、理数担当の先生にもご挨拶、フーンを紹介しました。11時、ちょうど午前中の授業が終わる時間です。午後の最初に学生には挨拶しようと思っていたのですが、学生が楽しみにしているとのことで、初めてお会いする日本語の先生が教室に呼んで下さいました。毎年のことですが、初めて学生に会う時は緊張するものです。でも今年の学生は「元気!」新鮮な学生の雰囲気に触れ、あらためて「今年もがんばろう」(あ、入試に向けてと言う意味です)と思いました。 学生食堂に、先生方、学生と一緒に行って食事をしました。学食が懐かしい。本音で言えば、ご飯(米)が美味しくなったような(笑)学生たちはフーン先輩を囲んで、話を聞いています。いい雰囲気。やっぱり、連れてきて良かった。 午後の授業が始まって、故障したS先生のパソコンをいじりながら、先生方と、私、フーンで日本での受験の様子、留学生活の様子などを話しました。休み時間にはフーンが日本から持ってきた日本のお菓子を学生たちがキャーキャー言いながらもらっていました。 |
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| 「ハノイ紀行2003夏」 2003.8.25(月)6日目 より | ||
| 12時半から午後の授業時間を頂いて、2コマの授業をやらせてもらいました。今日は、日本の看護学校受験に向けての意識付けと言うことで、NHKのBSで以前に放送された「アジア・フーズフー」と言う番組の中で紹介されたベトナム人医師のドキュメンタリー。そして、今春の秋田テレビのニュースで放映された、4期生のマイさんとフーさんの看護学校卒業式の様子をビデオで見せました。そして、日本の病院や看護の様子、受験の様子を中心に話をしました。早い学校ですと、12月の初旬に入学願書を書かなくてはなりません。願書に書く「志望理由書」が入試では重視されますから、12月7日の日本語能力検定試験が終わってからでは間に合わないのです。そして何よりも、受験のためではなく、わざわざ日本で看護を学ぶことの意義を、見いだして欲しい。そんな思いを込めて授業をしました。 休み時間に学生たちは、藤田さん(一緒に訪問した茨城キリスト教大学教授)に激励してもらっていました。さてさて、彼女たち、どんなことを考えたのでしょうか? |
| 「ハノイ紀行2003夏」 2003.8.26(火)7日目 より | |
| 午後からの授業は、国語。もちろん、日本語の2級の見極め試験が終わったばかりの学生が相手ですから、まだ本格的な受験の国語の話はできません。でも、語彙力の必要性、特に漢字の読み書きだけでなく、意味を確認しながら勉強していくことの必要性を強調しながら、授業を進めました。 教材は、3年前に赴任した当時に、ちょうどこの時期に使用した教材です。 日本語の先生ともお話ししたのですが、ちょっと優しく話しすぎたかな?去年の5月の授業が頭に残っていて、時期的に少し前のタイミングに合わせた授業になってしまいました。が、まあ、伝えるべきことは全部話すことができたかな? 今日の〆のお言葉は「頑張って、全員で日本に来てください!」 |
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