(THUOC LA VA VAN DE SUC KHOE)
《第1回 日越インタースピーチコンテスト日本大会 日本語部門 第3位》
JFBネットワーク ベトナム人看護婦養成支援事業 3期生
千葉県立鶴舞看護専門学校2年
ゴー ティ トゥ フォン
日本に来て、一番驚いたことは、喫煙者が多く、特に女性に喫煙者が多いということです。しかも、その中に看護に関わる人々が少なくなかったのです。それで、喫煙と健康問題について話したいと思います。
では、「喫煙の健康への影響は大きい」ということは、必ず誰でも知っていることだと思いますが、毎年喫煙者のほとんどが減っていません。平成10年の喫煙率調査によると、日本全国の20歳以上の喫煙率は男性55.2%、女性13.3%です。また、青少年では、中学・高校生を対象とした喫煙実態調査によると、「この一ヶ月にタバコを吸ったことがあるもの」の割合は学年とともに上昇し、高校3年生の男子生徒では約37%、女子生徒では約16%のうち、毎日喫煙者も高校3年生男子の25%、女子7%に達しています。
タバコの煙には、ニコチン、種々の発ガン物質、発ガン促進物質、一酸化炭素、種々の絨毛障害性物質、その他、多種の有害物質が含まれています。そのため、喫煙による循環器系に対する急性影響がみられるほか、喫煙者では肺がんをはじめとする種々のがん、虚血性心疾患、慢性気管支炎、肺気腫などの閉塞性肺疾患、胃・十二指腸潰瘍などの消化器疾患、その他の種々の疾患の危険性が増大します。妊婦が喫煙した場合には低出生体重児、早産、妊娠合併症の危険性が高くなります。また、環境中のタバコの煙は人体に対して有害性が認められ、受動喫煙者にも影響を及ぼします。
それなのに、私はなぜ喫煙者はタバコが人体にとってよくないと知りながら、それでも吸っているのかと不思議に思って、タバコを吸っている友人に聞いてみました。すると、「格好いいから」とか「ダイエットもできるし」とか「ひまつぶし」とか「周りの人がすっているから」、そして「ストレスの発散」と……。何だか答えはメチャクチャになっている感じで、本当に恐ろしいと思いました。そういう答えを聞いて、皆さんはどう考えるのかよくわかりませんが、私は「絶対おかしい」と思います。喫煙者は自分の健康問題を考えず、環境問題、周りの人に影響することに全く関心を持っていない様子でした。私は一人の人間として本当に悲しいと思います。