2月1日(火)  『引越し&遠征旅行』
    毎年のことなのですが、オリンピックセンターは数週間に1度の割合で休館日があります。これを我々は「恐怖の移動(引越し)」と呼んでいます。まず、二十数名分の大荷物をどこに保管するか。休館の間、どこで寝泊まりするか。その宿泊先まで、どうのように移動させるか。そして何よりも、食事をどうするか!
    オリセンの食堂は、決してまずくはないような気がしないでもないのですが(笑)、要するに「おいしい!」と感謝感激でいただくような食事ではないのですが(笑)、取りあえず食券があれば比較的自由に食事をすることができます。しかし、一旦外に出ると、まだ日本の食事にも慣れていない乙女たちを18人も連れて食事をするとなると……。
   さて今回は、飯田橋にある「飯田橋国際ユースホステル」に移動です。大荷物はオリセンの倉庫に保管してもらい、最低限の荷物だけ持って……だから、最低限だって言ってんだろ!まったくもう!(笑)
   昼前の小田急線、総武線を乗り継いで飯田橋まで移動。今年は比較的楽だったかな?(例年だと、ほんの20分ぐらいの移動なのに酔っちゃうんですね)問題は昼食です。こういう時に「使える」のは大学の学食!近くには法政大学があります。あそこの地下の学食は広いし安い!早速全員で乗り込みました。

   今回は地方遠征と日程が重なっているのが特徴。食事の後、愛知県立尾張看護を受験する4名がA川先生の引率で出発しました。初体験の新幹線、天気がいいから富士山が見えそうですね、今日は。

遠征組を見送る乙女たち これから名古屋に向けて出発
見送り(左)と旅立ち(右)の風景

    広島遠征組は、受験の後「原爆資料館」を見学しました。後から「どうだった?」と聞くと、引きつった……というか、複雑な表情をしていました。感想は一言「勉強になりました」
    戦争の時の資料館は、ベトナムにもいくつかあるようです。「枯れ葉剤作戦」の影響はよく知られている通りですが、ホルマリンに入れられて保存されている「奇形児の遺体」など生々しいものもあるようです。彼女たちがそれらを見学したことがあるのかどうかは、多くを語ってくれないのでわかりませんが。原爆資料館も相当強烈な印象を与えたようです。

   さてさて帰りの東京駅でハプニング、明日の平塚の2次試験への移動の関係で、新横浜でタオさんが降り、一人で東京駅に降り立ったGトゥイさんですが、迎えに出たU見先生との待ち合わせ場所がわからず、1時間も待ちぼうけを食らわされたとのこと…。本人は「泣いてません」と言ってましたが、本当に泣きたい気分だったことでしょう。でも、これもいい経験!

2月2日(水)〜4日(金)
      『山口県立萩遠征』&『平塚2次』
   2日は尾張が試験日。山口県立萩看護受験組が出発。今回最遠方の受験旅行です。また、3日が神奈川県立平塚の2次面接&小論文試験ということで、本番真っ只中といったところですね。
   萩組は往復飛行機を利用。A川先生曰く「修学旅行で行ったけど、狭い町ですから上手く時間つぶさないと…」とのこと。あっ、いえいえ、引率に行くと試験中が暇なんですよね。お蔭様で、初めて萩に行った努くんは、松下村塾やら、萩市内をゆっくりレンタサイクルで廻りました。そうそう、吉田松陰と伊藤博文が幼少時に遊んだと言うお寺でお守りを買って、昼休みの乙女たちにもちゃんと届けましたよ(笑)
   「焼き魚が食べたいで〜す」とうるさいので(笑)、夜はちょっとサービスで美味しい魚を食べました(自分が食べたかったと言う説もある)
    県立萩看護は白い砂浜に面した、風光明媚な場所にあります。面接試験も「楽しかったです」との感想。「先生、私はこの学校に入りたいです。他の学校は行きたくありません。この街が気に入りました」……どうぞどうぞ、合格したら是非入学してください(苦笑)

◆今日の一言

その@  受験旅行帰りの山口県石見空港での話


出発ロビーと見送り客を隔てるガラスごしに、手話で会話をしている男女ふたり…。それを、じっと見詰める3人の乙女たち。

乙女1「ラブラブラブって言ってます」
乙女2「愛しているって言っています」
努くん「ふ〜ん、手話わかるんだ?」
乙女3「はい、ビデオを見て覚えました」
努くん「へぇ〜、授業で?」
乙女3「いえ、テレビのビデオです」
努くん「???」
乙女3「♪ど〜して〜、す〜ごくすごく好きな〜のに〜…」
努くん「なるほどね、ビデオって、日本のドラマのビデオね」
乙女3「ハイ」

どうりで、ガソリンスタンドにあった常磐貴子のポスターをじっと見てたもんね…。
しかし、だったら漢字のひとつも覚えてよ………(笑)



そのA  お食事放談

    ちなみに、努くんの萩土産は「萩ビール」最近どこに行っても「地ビール」がありますね。そしてA川先生の名古屋土産は「赤福」
努くん「売店で領収書もらったの?」
A川「冗談ですよ、冗談。ところでJ内先生、萩でフグ食ったって本当ですか?」
努くん「いや、食べてないよ。ちょっと焼き魚と、イカ刺など……」
N氏「でも、『うに』は食べたんでしょ?」
努くん「……。あ、A川先生は?名古屋駅の駅弁種類が多いから……」
A川「えっ、え〜、好きなもん選べって言って。美味しかったですよ」
理事長「へぇ〜、そんな贅沢させたんだ。広島なんかラーメン食べさせたよ」
努くん&A川「………(だって食べるの楽しみなんだも〜ん)」

2月5日(土)  『今日はTet』

◆あけましておめでとうございます

    今日はテト(旧正月)。ハノイの街は大騒ぎになっているはずですが、乙女たちは……。代々木オリンピックセンターでは夜の授業を中止して、ささやかなパーティーを開きました。ふだんから「日本の食事は甘すぎます」と贅沢を言っている彼女たちも、焼き立てのケーキに満足そうでした。

    例年は受験戦争の真っ只中ということで、3月に入って受験が落ち着くまでは正月気分は控えていたのですが、今年は理事長の「まあ、テトだから…」の一言でお祝いしようということになりました。もっとも、理事長の講話も半分は受験の話だったような気がしましたが…。
   恒例の「ホーチミンさんの歌」大合唱は、今年は無し。まあ、唄っている場合じゃないんですけどね。
   以前ハノイで日本語を教えていたU村先生ご夫妻、3期生も数名激励に来てくれて、楽しい一時となりました。

異国の地で新春を迎えた18名の乙女たちは、どんな気分だったのでしょうか。

今日はテト(旧正月)理事長の講話 日本のケーキは美味しい?
理事長の講話 おいしいケーキで…

2月7日(月)  『ぞくぞく発表』
 ・横浜医師会立保土ヶ谷看護学校     ・横浜病院協会立看護学校
         1名ずつ、補欠合格と発表されました。

2月10日(月)  『都立発表&名古屋遠征』
 〇都立看護 補欠を含めて8名合格!
  都立看護学校の各校で合格発表が行われました。先日の一次試験を突破し、二次の面接試験を終え「爼の鯉」と化していた11名の乙女達も、3名が正規合格!5名が補欠合格となりました。
  この数字を「よくやった!」と捉えるか、「なあんだ、そんな程度なのか」と考えるべきなのかは難しいところですが、人数的には過去最高、今後に明るい見通しが立ったということをお知らせしておきます。

  また、明日の公立春日井小牧看護受験のためU見先生の引率で2名が出発しました

 

オリセン奮闘記V