1月22日(土) 『さあ、明日は都立看護』
いよいよ最初の正念場、都立看護を明日に控え、朝から国語の特訓です。昨日に引き続きアシスタントとしてSさんに手伝ってもらい、「係り結びの法則」「助動詞の識別」など、頻出事項の最終チェック、と言うよりも、「こんな問題が出たらこう答えなさい」式の最後のアドバイス。事務局のKさんと奥様が差し入れしてくださった苺を食べながら。例年よりは時間もかけたし、何とかなるでしょう……と期待しつつ、「じゃあ、最後に予想問題を配ります。予想と言ってもこのような感じの問題が出るだろう……と言う程度だけどね。時間がなくて解説できないのが残念だけど……」
実は、この予想問題が痛恨の「時間切れ解説なし」になってしまったのです…
●今日の一言
授業中の話
努くん「先生たちの中で、誰が一番優しい?」
学生 「みなさんで〜す」
努くん「ふ〜ん、じゃあ、一番怖いのは?」
学生(全員口を揃えて)「先生で〜す」
努くん「何でっ?!」
学生 「だって、ハノイではあんなに優しかったのに、今は勉強ばっかりで〜す」
努くん「…………。」
受験なんだから、しょーがねーだろ!
1月23日(日) 『で、出たぁ!?…………』
都立は各校とも共通問題、板橋6名、青梅5名、松沢4名、北多摩3名と各校に散って、早朝から出発しました。
努くん引率の北多摩組は、中央線立川駅から開通したばかりの多摩都市モノレールに乗り換え。
乙女「先生!この鉄道は何でレールがありませんか?」「どうやって走りますか?」「なぜ橋の上に駅がありますか?」「落ちたらどうしますか?」と大騒ぎ……。
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昼過ぎに試験が終了して出てきた3名はなぜかニヤニヤ。「どうしたの?」と聞くと「国語も出来ました」「本当?」 早速問題用紙を見せてもらい国語の3問目(現代文古文融合問題)を見ると「ゲッ、これ、昨日配ったプリントそのままだ!」 な、何と、予想問題、本当に当たってたんです!設問は違いましたけど、全部読んでいれば少なくても古文の口語訳はわかっていたはず。それに、文法問題のヒントにもなる。 と、ところが、乙女たちは「昨日は早く寝ました」「見てません」おいおい…やっぱり無理にでも解説しておくべきだった… ちなみに、一人だけ、ニヤッと笑った乙女がおりました。彼女は今、元気に都立北多摩看護専門学校に通っております。ちなみに、左の写真の左端の彼女です。なあ、キム ホア(笑) |
各校に散った引率講師陣、試験中は待つしかありませんから思い思いに過ごしました。松沢に行ったA川氏は大ファンのW辺美里(歌手)が高校時代?に通ったとか言うアイスクリーム屋を訪ねたのだとか。板橋に行ったI田先生は3期生のハンさんと楽しい時間を過ごしたようです。私努くんは、校内の掲示物を見てカリキュラムやら時間割の偵察?視察。去年予備校で教えた学生の名前を見つけて、喜んでおりました。
終了後は電車の中やオリセンに戻って模範解答作成。そして自己採点集計。う〜ん、例年よりは相当の得点率UP!国語も「目標平均50点!」なんて大口叩いていたのですが、まずますの成績。取りあえず、今後に期待が持てる結果となりました。
◆今日の一言
模範解答も作成し終え、オリセンの談話室のソファーに座ってのんびりテレビのサザエさんを見ていたところ…
ドドドド…(廊下を走る音)右手に問題用紙を持ったマイちゃんが私の隣りのソファーに飛び乗った…
努くん「ど、どうした?」
マイ 「………」(無言で国語の問題を差し出す)
努くん「どうだった?出来ましたか?」(どれどれ、と採点)
正直言って、40点取れていれば上出来なんですよ。目標50点なんて言ってはいたんですけどね。結果は、55点…
努くん「と、取れてるよ!よくやった!」
マイ「はい、がんばりました!」(ニッコリ)
1月24日(月) 『ベトナム大使館表敬訪問』
都立看護が終わり、取りあえず序盤戦の山が過ぎた所で、代々木の近くにあるベトナム大使館を訪ね、在日ベトナム公使の激励を受けました。久しぶりのベトナム語?母国の雰囲気に接して決意を新たにしました。
![]() 大使館へ向う乙女たち |
![]() 駐日公使に面会 |
![]() 公使に見送られて |
1月25日(火) 『都立1次発表』
都立看護学校の1次試験の発表があり、11名が1次試験突破しました。早速2次の面接の練習。残念ながら不合格だったものは横浜市医師会立看護学校を受験します。
1月26日(水) 『面接&国語の特訓』
夜の時間帯は明日都立を受験するものは一人一人模擬面接。横浜組は国語の特訓。22:00過ぎにCゼミナールのI先生が差し入れを持って遊びに来てくれました。「22:00過ぎると怖いおじさんに閉じ込められちゃうんですよ〜(笑)」なんて言ったものだから、参宮橋の駅から走ってきてくださったのだとか。本当にありがとうございます。
1月27日(木) 『都立2次試験&横浜遠征』
今日は朝から各地に散って、全員が受験に出かけました。
私努くんは「都立不合格組」を連れて横浜へ。朝早いんですよ〜。代々木上原から急行に乗り換えてもガラガラ。ところが海老名から相模鉄道に乗り換えると超満員。まあ、横浜に向っての通勤時間帯ですからね。8時には学校に到着。終了は2時半の予定。……眠い。暇つぶしに横浜のランドマークタワーに昇っちゃいました(すっかり「お上りさん」)その後、暇に任せて「横浜市電保存館」見学。鉄道模型のレイアウトに興じていると、先日オリセンで手伝ってくれたY川くんから突然の電話。
Y川「もしもし、ボーイスカウトの用事で今オリセンに来てるんですけど、どちらにいらっしゃいますか?」
努くん「今、横浜。今日は試験でみんな出払っているよ」
Y川「そうなんですか。差し入れ持ってきたんですけど…」
努くん「ありがとう。そうれじゃあC棟の○×△号室に誰か居ると思うから…」
Y川「わかりました。届けておきます」
努くん「お願いします。ところで差し入れ何?」
Y川「ビールです」
努くん「……」(ありがとうね)
さてさて、試験の方は、国語はことわざだとか四字熟語が多かった様子。「出来た!」と皆ご機嫌なんですけど…。都立の方は、一応「予想問題通り」と言うことで、結果を楽しみに待つことにしましょう(笑)
1月28日(金) 『横浜遠征2次試験』&『夜のお話』
今日は午後から面接。この学校は全員面接まで受験させてくれます。職員の方が親切に学生ラウンジに入れてくださったので、終了までそこで待つことにしました。すると、すぐ横を受験生が通って面接会場に移動するんですね。緊張しきった引きつった顔、余裕なのかにやけながら歩く男子学生……、興味深く観察しちゃいました。そうそう、予想以上に社会人の受験生が多かったですね。
そうこうしているうちに事務局から電話が入って「県立平塚の1次試験2名合格!」そのうちの1名は只今面接中。全員が終わって集まったところで、約束通り中華料理屋に食事に行きました。焼飯やら餃子やら、おいしそうに平らげていましたが、さすがに疲れたのか帰りの電車では全員爆睡状態。ちょうど帰宅ラッシュにぶつかった小田急線に乗せるのはちょっとかわいそうだったので、折よくやってきた特急ロマンスカーで帰ることにしました。あっ、ちょうど某予備校の交通費として支給されている「ロマンスカード」が残ってたんで。事務局の皆さん、贅沢させたわけではないですよ(笑)
夜、相談があると言うので「年長組」の4名(実力不足で去年来日できなかった、3期の残党組)の部屋で2時間ほど話をしました。要は「一通り試験や面接を受験して、先生が言っていたことが良く分かった。自分たちの日本語力ではまだまだダメだ。これからどうしたらいいのか……」と言う話。「とにかく日本語を使うこと。日本語で考え、話し、書き、伝え、聞き取り、読むこと。せめて4人の間だけでもベトナム語禁止にしてみたらどうか」と提案しました。また、既に留学している3期の仲間が遊びに来たがっているようだけど「キミたちはもう4期なんだよ。3期は先輩。その辺はしっかり自覚すること。合格が決まるまで会わないで頑張るぐらいの決意が必要なんじゃないの?」
4人とも涙まで浮かべながら「この部屋の中はベトナム語禁止。合格してからみんなで会おう!先生、頑張りますから応援して下さい!」
で、講師陣の部屋に帰ると事務局のNさんとA川先生が晩酌中。早速事情を話すとA川先生は「う〜ん、やっぱり受験してくると違いますねえ〜」Nさんは「本気かねぇ?」とニヤニヤしながら半信半疑。まあ、信じてやりましょうよ(笑)
1月29日(土) 『今年一発目の……』
今日は10:00から英語のK林先生、夕方は国語のI先生と外来講師デー。10:00までは現代文を一問解こうと早めに起き出して準備。昨日の今日ですからねえ、期待するじゃないですか。すると、憮然とした表情でNさんが洗面から帰って来て「ベトナム語禁止どころか、3期の連中が泊まってたよ」なんじゃそりゃ。
ちょっと呆れましたね。いや、いいんですよ激励に来るのは。でもね、昨日の今日でしょ。しかも、教室に行ってみると3期生と例の4人が教室で大きな声でしゃべっていて4期生が廊下で待っている状態。無視して教室に入って知らん顔で黒板に課題を書き始める。「失礼しました」とか言いながら出て行く3期生。だから、私、3期の連中の顔は見ていません(笑)解説なしで解答だけ言って、「別にやりたくなかったら帰ればいいし、自分一人で勉強できるのなら教室に来る必要なし。どうぞ、御自由に。但し、他の人に迷惑をかけることだけは絶対に許さん!特に、昨日話した4人、今すぐ荷物まとめてハノイに帰れ!」毎年1回か2回、何らかの形で怒ることがあるんですけどね。あ、感情論で怒ってんじゃないんですよ。
途中から来てくれたアシスタントのSさんも事情が分からずオロオロ。でも、ここが教え子のありがたいところで「ははん、また先生怒ったな」と思って私が出ていった後に廊下で何人かの学生の話を聞いてくれたんですね。後から聞いた話ですけど、彼女たちのなかにも「このままでは怒られる」「でも折角来てくれたし、夜中に帰るところもないし」という葛藤の中で眠れなかったらしい。実際、電話で断ってたらしいんですね。まあ、その辺がベトナム人特有のと言うか、らしいと言うか。「去年私たちは大変だった」→「だから応援したい」→「事務局は落ち着くまで来るなと言っている」→「でも、行きたい」→「行っちゃえ」と言う論理。分かるんですけどね。気持ちは。でも、実際授業始めるの遅れたでしょ?4期生が教室に入れない、迷惑かけてるでしょ?昨日の約束、もう破ったでしょ?と言うわけです。4期生達も口にこそ出さないけど……という雰囲気だったとか。夜になってSさんが、お酒を飲みながら教えてくれました(笑)
そんなわけで、ちょっと内部のお恥ずかしい話なんですけど……。来年の入試の時に4期生達がどのような行動に出るか。ちょっと楽しみではありますね。
10:00に来てくれたK先生に事情を話して、それでも普通に進めてくださいとお願いしました。これから先の入試は比較的難易度の高い学校が続きます。千葉県立衛生短大の過去問を教材にして、先生のオリジナルプリントも使って指導していただきました。夕方からはI先生にバトンタッチして、漢字の話。ケアレスミスが如何に大きな失点になるかと言う話。受験の1次試験の結果が出始めていますからね、みな真剣に取り組んでいました。
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授業終了後には、昨年度ハノイで数学を教えていた、現在静岡県で中学校教諭をしているY木先生が、苺をたくさん持って激励に来てくれました。
1月30日(日) 『日本語のI田先生、T叶先生とお別れ』
一昨年9月の4期生選抜の時からお世話になった日本語のI田先生、T叶先生とは明日でお別れ。夜の授業前に全員で記念撮影をしました。I田先生は3月から今度はミャンマー(旧ビルマ)の首都ヤンゴンで、T叶先生は東京で、日本語教師を続けられます。
1月31日(月) 『新幹線で広島へ……』
今年最初の受験旅行が始りました。今年の受験の特徴は地方の学校が多いこと。明日広島県立広島看護専門学校を受験する2名は、二人だけで初体験の新幹線ひかり号に乗って広島へ。東京駅まで送りに行ったU見先生の話だと「いやあ、泣きそうな顔してましたよ(笑)」
大丈夫、広島駅まで理事長が迎えに出てるからね。富士山が見えるといいね。いってらっしゃ〜い

●ご協力ありがとうございます。
今年の受験でも、予備校(Cゼミナール)で看護系受験に携わっている予備校講師が、最後の追い込みの指導に協力してくださいました。予備校の講師諸先生からは「いやぁ〜、新鮮ですよ。また呼んでください」とありがたい、嬉しいお言葉を頂いております。
また、予備校(Cゼミナール)のOB・OGたちがアシスタントとして応援に来てくれました。ちょっと前に体験した受験を思い出してか、親身になって質問に答えたり、今自分が学んでいる医療について熱く語ったりと、学生たちにとっても、本人たちにとっても有意義な時間を過ごしていたようです。
予備校講師の授業や、アシスタントたちのアドバイスは学生たちにも好評で、「もっとお話を聞きたいで〜す」「化学の質問をしてもいいですか?」「先生よりもやさしいで〜す」と勝手なことを言っておりました。(笑)
まずは、この場を借りて、国語のI先生、数学のM先生、英語のK先生、そして夏以来ご協力いただいている化学のO先生、そして、大学の試験期間中にもかかわらず駆けつけてくれた、Y川くん、まきさん、S藤さんに心から感謝いたします。
さて、いよいよ「地方遠征」が始まります。
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